卓球

これから卓球をするか考えている方が知っておくべき4つのこと

投稿日:2020年8月12日 更新日:

 

2016年のロンドン五輪で男女共に団体でメダルを獲得してから、どんどん卓球の人気が高まってきていますよね。

 

2016年以前も女子では愛ちゃん効果でメディアにも取り上げられていましたが、男子も注目されるようになったのはここ数年の話です。

 

以前は卓球部ということを隠そうとも考えていた管理人にとっては、「生きやすい時代になってきたなぁ」と感じています。笑

 

さて、そんな近年の卓球ブームに乗っかって卓球を始めてみようと言う方も多いのではないでしょうか。

 

ここでは、これから卓球をしようと考えている方に向け、14年間現役でプレーした私が卓球を始める際に知っておきたいことを大きく4つご紹介します。

 

 

1つ目:実はかなり疲れるスポーツ

 

あなたは卓球が楽なスポーツだと思ってはいませんか?

 

最近ではTVでラリーしているシーンが多くなってきているので、ダイナミックなイメージを持つ方もちらほらいるかもしれませんが、基本的には温泉卓球のようなイメージだと思います

 

また、体育で卓球をしたこともある方もいるかと思いますが、多くの方はきっと「疲れ」というものを感じなかったでしょう。

 

実際、私は体育の時間で「卓球って疲れなくていい」といった言葉を中学から高校にかけて何度も耳にしてきました。

 

そう、「卓球=楽なスポーツ」と思われがちなんです。

 

[st-kaiwa1]まあ、下手だと疲れないよね、卓球は。

球拾いの方がカロリー使うわ。笑[/st-kaiwa1]

 

私は卓球は最も経験者と素人の差が出るスポーツの1つだと考えています。

 

それは、素人では到底扱えないような回転が発生するからです。

 

体育で経験者と卓球をしたことがある方ならわかるかと思いますが、経験者のサーブって取れなくないですか?

 

素人は回転量がわからなければ、そもそもどんな角度で当てれば良いのかすらもわからないので当然の話ですし、ちょっと練習したくらいでは基本的には運動神経に優れていても、わりと下手な卓球部員にすら勝てないはずです。

 

卓球は回転をある程度理解してから初めて本格的に足腰や肩が疲れると言った次元に突入するため、なかなか卓球が疲れるというイメージならないんですよね。

 

2016年のロンドン五輪の男子卓球では「まるで格闘技」というワードを耳にしましたが、素人からしたら男子の高校の県上位同士のラリーであれば、格闘技程度には感じるかと思いますし、中学生の県大会出場レベルの試合でも「疲れないスポーツ」なんて発言はできないと思います。

 

ちなみにですが、卓球は「チェスをしながら100m走をするようなスポーツ」なんて言われ方もするんです。

 

これは一定レベルまで上達すると、数手先まで予測しながら全身運動をすることによりますが、私程度のレベルでもその通りだと思っています。

 

頭をフル回転させながらプレーをすると、本当に頭がフラフラになるなんてこともあるんですよ。

 

[st-kaiwa1]ちなみにあの武井壮さんは「ほとんどのスポーツは見て練習すればある程度すぐできるけど、卓球は回転がヤバすぎて無理」って言ってたよ![/st-kaiwa1]

 

 

2つ目:ラケットは2種類存在する

 

体育で卓球をしたことがある方なら知っている方も多いでしょうが、卓球には大きく2種類のラケットが存在します。

 

 

上の画像の上側の黒いラバーが貼ってあるラケットは持ち手が平たく、ラケットを握るように持つシェークハンドと呼ばれます。

 

一方で、下側の赤いラバーが貼ってあるラケットはグリップが角張っており、その角張っている部分を人差し指と親指で挟み込むように持つことがまるでペンを持つようだということから、ペンホルダーと呼ばれます。

 

[st-kaiwa1]今30歳以上の人は卓球と言ったらペンホルダーのイメージが強いんじゃないかな?[/st-kaiwa1]

 

 

シェークハンドの特徴

 

シェークハンドは両面に赤と黒のラバーが貼ってあり、私が使っているラケットでもあります。

 

手元に私のラケットがなかったので、父にラケットを借りました。笑

 

 

[st-kaiwa1]けっこうグリップの部分が年季入ってるけど、匂い嗅いだらちょっと臭かった。笑[/st-kaiwa1]

 

さて、シェークハンドのメリットは下の画像のような体の正面からフリーハンド側を打球するバックハンドを打ちやすいことです。

 

 

最近だとバックハンドを多用する卓球の高速化が進んでおり、バックハンドで強打が難しいペンホルダーでは勝つことが難しいため、シェークハンドで卓球を始める方がほとんどとなっています。

 

皆さんがご存知であろう愛ちゃんこと福原愛さんや女子卓球界エースの伊藤美誠選手、男子卓球界エースの張本智和選手や、水谷隼選手もシェークハンドです。

 

ちなみに私が卓球を始めた18年前の時点でも周りの小学生の8割〜9割がシェークハンドだったように記憶しています。

 

 

ペンホルダーの特徴

 

ペンホルダーは裏面がなく、持ち手が出っ張っている日本式ペンと裏面もあるシェークハンドラケットの持ち手が短いバージョンで、持ち手が出っ張っていない中国式ペンがあります。

 

[st-kaiwa1]卓球してないと絶対わかんないよね。[/st-kaiwa1]

 

日本式ペン

中国式ペン

 

まずは日本式ペンから説明してきましょう。

 

シェークハンドの私からすると、バックハンドが打ちにくいのが絶望的で、緩いボールでも基本的には強く返すことが難しすぎます…

 

もちろんメリットもあって、手首が使いやすいためにフォアハンドで回転がかけやすいことと、台上の細かい技術は確かにやりやすかったので、そいういった魅力はあります。

 

ただ、実際に試合をするとなると、フォアハンドで動き回るフットワーク勝負に持ち込まざるをえないので、県の上位レベルを目指すのであれば強靭な足腰は必須。

 

鬼のようなフットワーク練習が待っているので、むやみに手を出すべきラケットではないと断言できますね。笑

 

とは言っても、私が高校3年時に団体で優勝したときのメンバーの3番手が日本式ペンで、県大会ではシングルスでベスト16、ダブルスは3位にまでなったんですよね。

 

基本的にはおすすめしたくないですが、シェークハンドが多い中でペンホルダーにやり慣れていない選手も多いので、そう言った意味ではチャンスのあるラケットです。

 

[st-kaiwa1]まあ、ドMなあなたなら日本式ペンもありかも。笑[/st-kaiwa1]

 

 

次に中国式ペンについてですが、裏面も使えてバックハンドで威力を出せるので、シェークハンドとペンホルダーのいいとこ取りのラケットです。

 

しかし、両面を貼ることで重量が重くなるなかでもペン持ちしなければならないため、使いこなすのが難しいラケットでもあります。

 

現在世界のトップレベルでペンホルダーは何人かいますが、その中で戦えているのは中国式ペンの方だけです。

 

[st-kaiwa1]中国式ペンで強いと見た目はマジでかっこいい!

シェークでこの格好良さは出せないな。[/st-kaiwa1]

 

 

おすすめはシェークハンド

 

 

ここまでで分かっている方も多いかと思いますが、特別な理由がない限りはシェークハンドを選択する方が無難です。

 

また、教える側もシェークハンドの方の可能性が年々高くなってきているため、上達のしやすさという面から考えても個人的にはシェークハンドを推したいところです。

 

[st-kaiwa1]あ、ドMなら日本式ペンでもいいぞ!

※その後の責任はとらん。[/st-kaiwa1]

 

 

3つ目:ラバーは大きく3種類

 

これまで一度でも卓球をしたことがある方なら分かっているかもしれませんが、ラケットに貼ってあるラバーには表面がツルツルのものとイボイボのものがあります。

 

裏ソフトラバー

 

 

まずは私も両面で使っている表面がツルツルのラバーですが、これを裏ソフトラバーと呼びます。

 

このラバーの魅力は経験上、なんと言っても回転がかかりやすいことですね。

 

自分から回転をかけることで安定して相手の台に返すことができますし、何よりなんでもそつなくこなせるラバーなので、純粋に卓球を楽しむならこれ一択と言っても過言ではないです。笑

 

それが理由で、私は卓球を始めてから裏ソフト一筋ですね。

 

[st-kaiwa1]裏ソフトは楽しいぞ、マジで![/st-kaiwa1]

 

 

表ソフトラバー

 

 

イボイボのラバーの中でもイボの高さが低いものを表ソフトラバーと呼びます。

 

自分から回転をかけるのが難しいですが、代わりにスマッシュがやりやすいラバーで、中学生ころまでスマッシュばかりしていた私は時々表ソフトにするかどうか悩んでいました。

 

まあ、自分から回転をかけられる楽しさを捨てられなかったので、変更することはありませんでしたが…笑

 

あの愛ちゃんこと福原愛さんや、日本女子のエース伊藤美誠選手がバック面が使用しており、台に近いところで攻撃的なプレーをする選手に選ばれますね。

 

経験上、表ソフトラバーを使っている選手はスマッシュばかり打ってくるため、当たり出すと手が付けられないような攻撃力を持っているような人が多いので、個人的にはマジで試合したくないです。笑

 

[st-kaiwa1]今だと伊藤美誠選手に憧れて表ソフトにする人も結構多いかもな〜[/st-kaiwa1]

 

 

粒高ラバー

 

 

ぱっと見でさっきの表ソフトと何が違うの?って感じかもしれませんが、イボイボのラバーの中でもイボの高さが高いものを粒高ラバーと呼びます。

 

相手から打たれたボールの回転を逆にして返すという特徴があります。

 

主に台から離れて返球するカットマンと呼ばれるプレースタイルの方のバック面に使用されるラバーで、大学の私のダブルスパートナーが使ってましたね。

 

 

どのラバーを選んだらいいのか?

 

個人的にはシェークハンドラケットに両面裏ソフトラバーを使っていただきたいと断言します。

 

これは、最初に表ソフトラバーや粒高ラバーを使ってしまうと回転をかける感覚を養うことができないためです。

 

そして、万が一回転をかけるよりもスマッシュ系の技術が優れていたり、守備的な戦型が向いていると分かったら、その時に別のラバーに転向するのがいいかと思います。

 

[st-kaiwa1]まずは裏ソフトで卓球の回転をかける楽しさを味わおう![/st-kaiwa1]

 

 

4つ目:実は卓球はお金がかかるスポーツ

 

皆さんは卓球はお金がかからないスポーツだとは思っていませんか?

 

私は卓球を始めた当初は、まさかこんなにお金がかかるスポーツだと思ってもいませんでした。

 

と言うのも、ラケットは一度買ったらそうそう変える必要はありませんが、ラバーは消耗品なので、定期的に変えなければならないからです。

 

[st-kaiwa1]ラバー代って馬鹿にならない金額なんだよね…

初心者は変えるものと思ってない人も多いしな。笑[/st-kaiwa1]

 

ちなみにラバーの金額の相場がどれくらいなのか、現在の相場を調べてみました。

 

[st-mybox title=”ラバーのレベル別の価格の相場(定価)” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

初心者用…1500円〜4000円

中級者用(県大会レベル)…4000円〜

上級者用(全国大会レベル)…6000円〜

[/st-mybox]

 

ここまでで、初心者なら高くても4000円以内にはおさまるのね、と考えていた方もいるかもしれませんが、初心者が初心者向けのラバーを使うのはオススメしません。

 

なぜなら、初心者用のラバーは弾みや回転のかかりやすさといった性能が低く、それに合わせた打ち方で定着させてしまうと、いざレベルが上がってラバーを上級のものに変更するときに打ち方を大きく変更しなければならないからです。

 

私はこの移行期間が上達を妨げると考えていますし、最初からより良い用具を使っておいた方がよいと思っているので、最初から少なくとも県大会で上位に入ってもおかしくないレベルのものを揃えておく必要があると考えています。

 

そうなると、4000円以上のものを選択する必要がありますが、個人的には定価で5000円以上のものは使っておいて欲しいので、2枚で定価で10000円以上必要になります。

 

そして、ラバーには寿命があるということを頭に入れて置かなかければなりませせん。

 

ここからはあくまで参考ですが、しっかり回転をかけられるようになった段階で、1日2時間〜3時間、毎日練習するのであれば2ヶ月では替えた方がいいでしょう。

 

ちなみに私の高校時代であれば、毎日3時間の練習で1ヶ月もたず、約25日程度で片面定価で6400円のラバーを両面張り替えていました。笑

 

[st-kaiwa1]今考えると親に頭が上がりません。[/st-kaiwa1]

 

 

続いてラケットですが、こちらもレベル別に価格の相場をざっくりと出してみました。

 

[st-mybox title=”ラケットのレベル別の価格の相場(定価)” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

初心者用…3000円〜6500円

中級者用(県大会レベル)…7000円〜

上級者用(全国大会レベル)…15000円〜

[/st-mybox]

 

シェークハンドラケットは初心者用やジュニア用以外の攻撃型のラケットで、定価が最低でも7000円程度のものにはしておきたいところです。

 

間違ってもラバーが最初から貼ってある安物のラケットなんて買わないでくださいね。笑

 

ラケットかラバーの片方だけが良くても上達するのが難しくなってしまうので、しっかり両方ともそれなりの物を揃えましょう。

 

また、ラケットとラバーの他にも、卓球を始める際に必要になる物は他にもいくつかあります。

 

ラケットとラバー以外は基本的に何を買ってもそれほどプレーに差は出ないので、平均的な定価での価格をご紹介します。

 

[st-mybox title=”” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#FFD54F” bordercolor=”#FFD54F” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

シューズ…8000円

ソックス…1000円

ラケットケース…2000円

[/st-mybox]

 

なお、ウェアやタオルなどは、必ずしもなくては始められないというものではないので、ここでは割愛します。

 

さて、ここまでで定価でしかお伝えしていませんでしたが、ネットショップであれば3割引程度で購入できるので、その点はご安心を。

 

ちなみにサッカーでは初期費用は約2万円〜3万円、野球は約4万円とありましたが、卓球はウェアを除いた金額で割引で揃えたとしても2万円程度は最低でもかかります。

 

それに加えて、ラバーが2ヶ月に1回は安くても7000円程度は飛んでいくので、少なくとも他の競技と比較して安く済むなんてことはないと思っています。

 

 

最後に

 

ここでは、「これから卓球をするか考えている方が知っておくべきこと」として、簡単にいくつかご紹介してきましたが、いかがでしたか?

 

基本的には気軽に始められるスポーツではありますが、やればやるほど奥が深いスポーツです。

 

個人的にはここまで素人には理解されないレベルで奥が深いスポーツはないのでは?と以前から感じていました。

 

ぜひあなたにもそんな奥深さを感じていただけたらなと思っています。

 

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